こんにちは^^
東京に大雪が降った日。
仕事が休みになった百々子は、自宅でゆっくり、長谷と二人の時間を過ごします。
みつきかこ「ラブファントム」
7巻36話「真新」。
静けさの中、穏やかな時間を過ごす二人。
しかし長谷の中には、百々子には言えないかすかな不安がありました。
目次
ラブファントム7巻36話「真新」あらすじ

ラブファントム7巻36話「真新」ネタバレ!

★東京の大雪
★臨時休業になった二人
★雪にはしゃぐ百々子を、優しく見つめる長谷の本心は・・・?
大雪の朝
朝。
いつものように百々子の隣で目を覚ました長谷。
隣で眠る百々子の存在を確かめるように、彼女に腕を伸ばします。
背中から百々子を抱きしめ、その感触を堪能する長谷。
しかし。
(やけに冷えてるな)
(外も妙に静かで明るい?・・・)
その日、久々の大雪に見舞われた東京。
窓の外は、降り積もる雪で真っ白になっていました!
雪で交通がマヒし、百々子が務めるカフェは臨時休業になってしまいます。
もともと今日は休みだった長谷。
思いがけず同じ休みになったことを喜ぶ百々子ですが、あまりの寒さにコタツから出ることができません。
その日は1日、家にこもって過ごすことにします。
二人で雪かき!
午前中いっぱい雪は降り続き、二人は暖かい部屋の中で、お互いの仕事をこなします。
カフェで出すドリンクについて勉強する百々子と、パソコンで仕事をこなす長谷。
しかしコタツの誘惑に負けた百々子が、うたた寝をしてしまいます。
膝の上で眠る百々子を、愛しそうに眺める長谷。
そして午後。
雪がやんだタイミングを見計らい、二人は家の周りの雪かきをします!
玄関前を終え、庭に回った時。
真っ白になった庭に、テンションが上がる百々子。
彼女は「アレやっていいですか!?」と、いきなり雪の中に飛び込みます!
雪の中に顔を突っ込み、「冷たい!」と叫ぶ百々子。
そんな百々子に苦笑いを返しつつ、長谷は雪かきを進めます。
消えてしまいそうで
雪かきを終え、寝転びながら舞い散る雪を眺める百々子。
「綺麗に晴れましたね〜」
晴れ上がった空に、「このぶんなら溶けるのも早そうだな」と呟く長谷。
その儚さに、思いを馳せる百々子は、
「白くて綺麗なものは消えてしまうんですね」
と呟きます。
「そうとは限らない」と、長谷が答えようとした、その時。
不意に百々子の姿が薄れ、彼女が消えてしまう錯覚に襲われた長谷。
彼は思わず、声もなく消える百々子に覆いかぶさります!
「慧さん?」
突然のことに驚く百々子。
それがただの錯覚だったことに気づき、息をつく長谷。
「・・・なんでもない」
呟き、百々子の頬にそっと手を当てる長谷。
彼はそのまま、百々子に深い口づけをします。
そして冷たくなった百々子の手を引き、二人でお風呂に入るのですが・・・?
ラブファントム7巻36話「真新」感想とその後の展開は?

今年は雪の多い冬でした。
「ラブファントム」の東京も大雪に襲われ、百々子が務めるカフェは臨時休業。
もともと休みだった長谷と、二人でまったりとした休日を過ごします。
しかし長谷の中で、百々子の存在は日に日に大きくなっていました。
彼女を失いたくないと思うあまり、百々子が消えてしまう錯覚に襲われる長谷。
彼は毎日同じベッドの中で、彼女の存在を確かめるように、百々子をぎゅっと抱いていたんです。
言葉にはしないけど、彼が百々子に寄せる深い想いが読み取れて、胸が熱くなりました。
愛することは、失う怖さを知ること。
今まで一人で生きてきた長谷は、この年になってついに、「失いたくない」愛を手に入れたんですね。
「ラブファントム」7巻の本編はここで終わりです。
次の37話は、二人の休日〜百々子編〜が収録されています。
長谷さんがお仕事の日の、百々子の日常。
彼女らしいほっこりとした休日に、心癒されるエピソードです^^
次巻8巻は、長谷が感じたこの不安が、現実のものとなってしまうのか!?
一波乱ありそうな展開に、ドキドキが止まりません・・・!