こんにちは^^
甘〜〜い少女マンガ大好き!
アラサー女子の咲子です♪
甘〜い同棲生活に、読んでるこっちもとろけそう♪
”みつきかこ「ラブファントム」”
3巻12話「夢雫」。
ある雨の日。
まどろみの中、長谷が見たのは、幼い頃の幸せな記憶。
「怪人」長谷の、切ない過去のエピソードです。
3巻12話「夢雫」では、長谷と亡くなった母親との、少し切ない思い出が描かれています。
ラブファントム3巻12話「夢雫」あらすじ

ラブファントム3巻12話「夢雫」ネタバレ!

★はじめて明かされる、長谷の過去
★「あなたの子で幸せです」
★そして今日、雨が連れてきたものとは・・・?
夢
ある雨の日。
自宅のソファでまどろんでいた長谷は、昔の夢を見ます。
それは、彼が中学生になる前の年。
かつてこの家で、母親と二人暮らしだった長谷。
シングルマザーだった母は、看護婦として働きながら忙しい日々を送っていました。
多忙な母に代わり、家事を担っていた長谷。
その日も食事の用意をしながら、母の帰りを待っていました。
「母さん」
「ただいまー!」
元気よく帰ってきた母を見て、驚く長谷。
その日は朝から降っていて、傘を持って出たはずの母。
しかし帰ってきたその姿は、全身ずぶ濡れ。
驚く長谷に、母は、
「うっかり持ってこなかった人に渡しちゃったのよねえ・・・」
と、笑顔で答えます。
そんな母に、ため息で答える長谷。
「何度目?」
「お風呂できてるから、早く入りなよ」
しかし母は、息子が作っていたご飯を食べたい!と駄々をこね、お風呂に入らずに食事の席についてしまいます。
そして翌朝。
風邪を引き、仕事を休んだ母。
それを見た長谷は、母の勤務先に連絡し、母のためにおかゆを用意して、学校へ出かけます。
そんな息子をぎゅっと抱きしめ、「ごめんね」と謝る母。
それを聞いた長谷は、少しだけ切ない表情になります。
突然の別れ
シングルマザーとして、息子を産んで育てた母。
明るく優しい母との暮らしは、長谷にとって幸せなものでした。
しかし、ある雨の日。
「学校、勉強しっかりね」
いつものように出かけた母。
その横顔に、ふと違和感を感じた彗。
しかしその理由は分からず、何事もなかったように母を見送り、学校へ向かいます。
授業中、降り出した雨をぼんやりと眺めていた彗。
そこに、先生が慌てて駆け込んできます。
「長谷くん、すぐ支度をして帰りなさい」
驚く彗に、先生が告げたのは、母が職場で倒れたという知らせ。
そして母はそのまま、帰らぬ人となったのです・・・。
ラブファントム3巻12話「夢雫」感想とその後の展開は?

まどろみの中語られる、長谷さんの過去。
母親が亡くなっていることは明かされていましたが、こんな悲しい別れかたをしていたなんて・・・。
母1人、子1人。
忙しい生活でしたが、明るい母親との暮らしは、彗にとってとても幸せなものだったんです。
しかし母の死で、父親の元に引き取られることになった彗。
そこでの暮らしは、彗を自暴自棄にさせました。
それから百々子に出会うまで、彼が一体どんな暮らしをしてきたのか・・・。
想像するだけで胸が苦しくなります。
だけど、百々子に出会えたんですよね。
「あの日」と同じ雨の中、悲しみだけではないものを感じた長谷。
かけがえのない人に会えてよかったねと、心から思いました。
いいお話です・・・(涙)